正しく歩く「ポイント」とは?

こんにちは。
南青山『足から治療院』クレアーレ セラピストの福島です。

9月も残すところあと1週間。
まだまだ日中は暑い毎日が続きますが、朝晩はだいぶ過ごしやすくなりました。

涼しくなると ウォーキングや犬の散歩にも気持ちの良い季節ですね。


正しく歩けていますか?
正しく立てていますか?


この3年間、そしてコロナ禍の今でも、世の中の動きや私たちの生活スタイルは 今もなお様々に変化し続けています。

以前は、なかなか外出が叶わなかったり ジムやスタジオ通いがどうしても制限される時期もありました。
今はほとんど緩和されて、スポーツジムやヨガ教室に通ったり、ウォーキングやランニング、旅行に出かけたりする方も増えたのではないでしょうか。

身体を動かすことは とても良いことです。環境を変えて 外で運動するとリフレッシュもしますね。

でも実は…
私たちは、お家の中や会社、学校の中といった室内でも想像以上に歩いているのです。

そして、会社や学校への行き帰りはもちろん、お夕飯のお買い物やショッピング、駅やバス停までの道のり、お散歩やお出かけや旅行の時にも無意識に”何千歩”と歩いているのです。

足・足首はお身体の土台です。
土台(足)が整っていないと、その上に乗っている上物(膝・腰・股関節・腰・背中・肩・首・頭・内臓…)にも よろしくない影響が出てしまうのです。

もし あなたの普段の歩き方や立ち方が、間違っていたとしたら?
歩けば歩くほど 身体に負担をかけているとしたら?


大切なのは バランスポイント


立つ時、歩く時、そして座っている時も、重要なポイントがあります。

それは「バランスポイント」

普段、無意識に歩いている時、猫背になっている自分を感じたことはありませんか?
また、いつの間にか 足の前側(親指側)に体重が乗っていたり、親指を蹴って歩いていませんか?

体重が前側に乗せられ つま先重心になると、バランスを取るために足指を曲げて踏ん張ったりつま先に過剰に力が入り、ふくらはぎや足裏が常に緊張状態になります。

また、重心がお身体の前の方にあると 自然と前かがみになり 転ばないようにバランスを取ろうとします。
このバランスを保ってくれているのが 首・背中・お尻・太ももの筋肉…..私たちは自然とこれらの部位でバランスをとっています。つまり足の前側に体重が乗ってしまうと、いつの間にかお身体全体に多大なる負担をかけてしまっているのです。

そして 猫背になって背中が丸くなると、呼吸器である「肺」にも大きな影響を及ぼします。背中が丸くなると胸郭があまり膨らまないため、必然的に取り込める酸素量も少なくなり呼吸が浅くなるのです。酸素が減る ということは体内の機能が落ちてゆきます。

このように、
普段行っている立ち方や歩き方一つでも、見えないところで 身体は大きな影響を受けているのです。

 

私たちは、小さい頃に学校や大人から 正しい立ち方や歩き方を習ったことはありません。
誰しもが、見様見真似で自然と大人の真似をして、いつの間にか「自己流の歩き方」になってしまっていることがほとんどなのです。

今からでも遅くありません。
まずは 立つ時、歩く時に、このバランスポイントを意識してみてください。

こういったお身体の使い方はもちろん、足のことやお身体のことなど、気になることがありましたら いつでもお気軽にご相談ください。

南青山『足から治療院』クレアーレ
セラピスト 福島 勝彦


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