大股早歩きは何のため?

ウォーキングする時、
『大股早歩き』を意識している方が
多くいらしゃいます。

歩幅広くグングン歩くと、
心肺機能を鍛える働きがあるそうです。
また、大きく動くと筋肉がつく、
ダイエット効果があるとも言われます。

では、その大股早歩きすることの
目的を考えてみませんか?

心肺機能を鍛えたい。

血液中の酸素量が増えると、
全身にくまなく酸素が行きわたるので
代謝がよくなり、瘦せやすいお身体になります。

心肺機能を上げたいのも、
体内へより多くの酸素を取り込みたいから
なのではないでしょうか。

酸素を多く取り込むには、
胸郭が大きく動いて
深く呼吸できることが必要です。

お身体の状態、姿勢が悪いと
胸郭が広がらず、深い呼吸ができないので
せっかく運動しても、思うような成果がでないことも。


だから、バランスポイント


重心をおくと
お身体の動きが良くなる場所があります。

バランスポイントです。


バランスポイントは 踵の少し前。

バランスポイントに立つと、
深い呼吸になります。
歩く時にも、ぜひ意識して頂きたいことです。

次に歩き方ですが、

歩幅を大きくしようとして
腰をねじって歩いていませんか?

腰が捻れると骨盤が左右に大きく揺れて、
筋肉でバランスをとる歩き方になります。
左右のブレをこらえる為に
太ももの外側や 向こう脛が
いつもパンパンになってきます。

間違った歩き方はお身体の歪みの元、
故障の原因になりかねませんので要注意です。


正しい方法を正しい順番で


腰から下の筋肉は全身の70%。
正しく動かせば、普通に歩くだけでも
代謝はあがってきます。

足首を正しく使って、
足の後ろ側の筋肉から推進力を得る歩き方。

新保式ボールウォーキング

ボールが転がるように体重移動、
軸がぶれずに、まっすぐ進みます。
効率よく歩けて その上筋肉に頼らないので
疲れにくい。関節にも負担をかけず、
楽に長く歩けます。

バランスポイントで歩くと、
無駄な力が抜けて呼吸も深くなります。

特別な時間を作らなくても、
大股早歩きしなくても、
毎日歩く その一歩が
心肺機能をあげて
代謝が上がる歩き方になるのです。

 

『足から治療院』Creareクレアーレ
フットマスター/ダイエットマスター

後藤寿美子

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