環境が変わっても お身体は変わらない

「三密を避ける」
「ソーシャルディスタンス」
「手洗い・マスク」

新しい生活習慣として
毎日 耳にして 目にしてきたことで
私たちの「当たり前」が変化しました。

久しぶりに入った飲食店では
座席をあけるように 張り紙がしてありました。
隣ではグループの方々が会食をしていましたが
食後にマスクをしながら 控えめなトーンで
会話を楽しんでいらっしゃいました。

私たちを取りかこむ「環境」は
時代とともに変わります。

いっぽう 私たちの「身体」は
太古の昔から 姿形はほとんど変わっていません。

今までにも 様々な環境の変化を経て
生き抜いてきた私たち。

その時代に応じて生き抜くすべは
身体の中に刻まれているでしょう。

体内に侵入した異物に抵抗する「免疫」
お身体の均衡を保つ「ホメオスタシス」
お身体の健康を守る機能を
誰もが必ず持っています。

野生動物を思いだしてみてください。
病院や薬がなくても 生命の力で生き抜いています。

肥満体の野生動物がいないように
人間も本来、飢餓に耐えうるようにできています。

何でも手に入る現在、
手軽に何でも食べられるようになり
肥満に悩む方が増えました。

外出を控えなければいけない生活でも
さらに体重の増加に悩む方が増えたようです。

今までと違う生活様式で
活動量が減ったにもかかわらず
今までと変わらない食事をしていれば
どうしてもお身体は重くなります。

そして 自宅にいれば間食に
ふと手を伸ばしてしまう機会もふえるでしょう。

外食の機会が少ない今は
何をいつ食べるかを自分で選べるので
食習慣を見直すいいチャンスではないでしょうか。

食べることと同時に
お身体を動かす習慣を見直すことも
忘れてはいけないことでしょう。


歩く機会が少ないからこそ
正しく歩くことが重要です


家の中でも必ず歩きます
その「歩き方」を見直すことが
お身体の機能アップにつながるのです。

正しく歩く前に まず「正しく立つ」

立ち方は呼吸の深さに関係しています。
この夏は、暑いなかでもマスクをするという
生活習慣になり「呼吸」の大切さを実感しています。

呼吸がしやすくなる「バランスポイント」

立った時の重心の位置で「呼吸」の深さが変わります。
基本になるのは「バランスポイント」で立つことです。

立ち上がった時に「バランスポイント」を意識して
座りすぎで折れ曲がった膝やそけい部を伸ばしてみましょう。

重だるかった腰回りや、
前かがみで押しつぶされていたおなかを伸ばして
呼吸と姿勢をリセットできます。

「気持ちいい」と感じることを毎日続けると
それが「新しい習慣」になります。

そして足首を使って
足の後ろ側の筋肉を使い
重心を移動するように歩くことによって
全身の血液循環がよくなります。

正しい歩き方はこちらです。
新保式ボールウォーキング

「変わりゆく環境」に順応しながら
「身体」の機能を最大限に使うことが
いま必要とされることではないでしょうか。

これから真夏をむかえます。
こまめな換気と水分補給はもちろん
「食習慣」「姿勢と呼吸」にも気をつけて
快適にお過ごしいただければと思います。

 

南青山『足から治療院』Creareクレアーレ
25kgのダイエットを叶えた
ダイエットマスター/フットマスター

後藤寿美子

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