カカトのガサつき気になったら

冬になり乾燥してくると
お肌の潤いが気になります。

普段より保湿に気をつけたいこの時期。
足のカカトも乾燥が進みがちです。


ガサガサをなくすには
直接的な摩擦をなくす。


靴と足の間があいていると
歩く度に靴の中で足が動き
摩擦が起きて角質が厚くなります。

靴の中でカカトが遊んでいないか
確認してみましょう。

最近の靴は幅広く作られているものが多く
カカトの小さい方は合う靴がないと
感じているのではないでしょうか。

そんな時はオーダーメイドインソールを入れると
カカトの位置が安定するので靴の中の摩擦を
軽減することができます。

入浴や足湯をしたらなるべく早く
角質が柔らかい時に保湿クリームをぬることも
ひとつの方法ですが、
根本的に直していくには
足の血行を良くすること。

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の
3層構造になっています。

毛細血管は表皮と真皮の境目あたりまで
行きわたっているので
毛細血管の血行をよくしてあげないと
皮膚のガサガサに潤いが戻ってきません。

肌は血液から栄養や潤いを受けとります。

血行よくすることでカカトにも
潤いが戻ってきます。


足先の血行を良くするには
ふくらはぎを動かします。


ふくらはぎの筋肉には
下半身に溜まっている血液を
心臓へ送り返す働きがあります。

足首を正しい位置で動かすと
ふくらはぎがさらに大きく使われ
血液循環がよくなります。

足先への血行がよくなるとともに
筋肉の摩擦によって熱が生まれるので
冷え解消の効果も期待できます。

足先の血行がよくなると
カカトの潤いも戻ってくるのです。

また着圧ソックスやストッキングは
毛細血管の流れを妨げるので
歩いている時はいいですが
長時間座っていると足先の冷えを
招いてしまう場合もあります。


座っている時間が長い時こそ
歩き出しに意識して。


長時間の座り姿勢で
太ももの付け根(そけい部)が圧迫されて
動脈静脈リンパの流れが滞ると
むくみや冷えの一因になり
カカトのガサつきにもつながります。

立ち上がったらそけい部を伸ばし
歩き出しから足首を意識して
ふくらはぎを動かし
むくみや冷えをなくしてカカトにも
潤いを届けていきましょう。

 

『足から治療院』Creareクレアーレ
フットマスター/ダイエットマスター

後藤寿美子

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