そろそろ忘年会シーズン。
お座敷掘りごたつ席は
根強い人気があるようです。
脱いだ靴を目にする事があったら
靴の様子を見てください。
脱いだ靴が傾いたり、
靴底の減り方に左右差があったりしませんか?
歩き方には お身体の歪みが反映されます。
足のつき方、体重のかかり方が違うと
靴底の減り方に差がでます。
日本は屋内に入る時
靴を脱ぐことが多いため
どうしても「脱ぎやすく履きやすい靴」を
選びがちになります。
「脱ぎやすく履きやすい靴」を選ぶと
大き目で柔らかい素材が選ばれるでしょう。
そして、さらに余裕を求めて
自分の足より大きめのサイズを選んでいることが
多いはずです。
大きくて柔らかい素材の靴だと
歩いている間に
靴の中でカカトが動きます。
靴の中で足が前滑りを起こしたり、
靴が脱げないように無意識に力が入るので
足底の筋肉が固くなり、
向こうずねやふくらはぎも
いつも緊張状態になってしまいます。
足には歩く度に体重の1.2~1.5倍の
力がかかります。
足首は歩く度にたびに重さを受け止め
歪むことで衝撃を吸収しています。
大きい靴、柔らかすぎる靴では
その歪みを支えられないので
どんどん足首の歪みが進んでしまいます。
足首が歪むとふくらはぎを
スネの向きが捻れるので
ふくらはぎが大きく動かなくなります。
ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれ
全身の血液循環を担っていますから、
ここをよい状態にしておくことが
健康を手に入れるために必須です。
足首が正しく大きく動くことで
柔らかくてしなやかなふくらはぎになっていきます。
目指すはマラソンランナーの様な
細くてしなやかで パワーのある足です。
歩く度の足首の歪みが
お身体へ与える影響ははかり知れず…
疲れやすい、足のむくみ、足の裏の固さ、
すねやふくらはぎのハリからはじまり
膝や股関節の不調、お身体の不調の原因になっていくのです。
足首が歪むことを知ったら予防する
足首は必ず歪むのですから
少しでも早く歪みを抑える対策をしたいものです。
足首が本来の働きをする位置
ニュートラルポジション
靴を選ぶときには
カカトが安定するように
かかとの部分がしっかりした作りの靴を
選びましょう。
脱いだ靴のカタチ、靴底の減り方に
左右差は ありませんか?
もしも 左右差があったら
歩き方を見直すチャンスです。
『足から治療院』Creareクレアーレ
フットマスター/ダイエットマスター
後藤寿美子