ねじれない靴底は歩きやすい

私たちの身体を支える足。
歩く時にどのくらいの負荷が
かかっているのでしょう?

米国足病医協会の調べによると、
ゆっくり歩いても足にかかる重さは、
体重の1.2倍。
60kgの人で一歩ごとに72kgの重さが
足にかかります。
成人は1日に平均「約7,500歩」
歩いているといわれているので、
単純計算すると1日540トンの重さ
足にかかっていることになります。
それほどの重さを
受け止めているのが、私たちの足です。

足首の下で形成される3つのアーチが
体重を支えてくれています。
アーチは衝撃を吸収するために
「しなる構造」をしているので、
必ず歪みます。

足の甲や足首は、ほとんど骨と靭帯ですから、
歪みがひどくなると靭帯が伸びて
足の変形を引き起こすのです。

足の変形を防ぐには、
アーチを正しい位置へ戻すことが必要ですが、
その際に歩きやすい靴選びのポイントを
お話しします。


捻れない靴底


普段お履きになっている靴を、
両手で持って捻ってみてください。
くにゃっと捻れてしまいませんか?

歩く時にかかる大きな力は、
一歩進むごとに歪みをもたらします。
柔らかい靴底は、歪みと一緒に曲がって
しまうので、足は疲れる一方です。

ある程度、硬さがあって、
捻れの動きに負けない靴なら、
足首の本来の動きを妨げず、
足も疲れにくくなります。

当サロンでは、正しい靴選びについても
お伝えさせていただいております。

南青山『足から治療院』Creareクレアーレ
フットマスター/ダイエットマスター

後藤寿美子

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