こんにちは。
南青山『足から治療院』クレアーレ セラピストの福島です。
今週の東京は、2月とは思えない温度が続きますね。
これだけ寒暖差が激しいと 温度管理も難しく、体調も崩しがちです。
今日も 前回に続き、「肩こり」についてお話させていただきます。
当院にお越しになるお客様には、外反母趾や巻き爪などのお悩みを持ちの方をはじめ、「肩こり」で辛さを感じている方も大変多いのです。
目の疲れと肩こりの関係とは?
目の疲れは肩こりの原因のひとつと言われますが、そのメカニズムはあまり知られていません。目の疲れと肩こりはどうして関係するのでしょうか?
目の疲れは 視力に合っていない眼鏡やコンタクトレンズを使用している場合に起こりやすくなります。視力に合わない眼鏡やコンタクトレンズを使用すると、目がピントを合わせるために必要以上に筋肉を使わなければいけなくなり、その結果 目の周囲の筋肉が緊張し、眼精疲労や不快感が生じやすくなります。
目の疲労や不快感と肩こりに共通する神経の働きは「自律神経系」です。
自律神経系には、身体を緊張させる交感神経とリラックスをさせる副交感神経があります。この二つの神経はバランスよく働くことで、大切な身体の機能を上手に調整しています。
しかし、目の疲労や不快感が長く続くと、交感神経が優位になり、身体全体までもが緊張状態になります。その影響で、首や肩の筋肉も硬くなり、血流が悪くなります。これが肩こりの原因の一つになるのです。
さらに、肩こりが悪化すると 首や肩周りの筋肉が凝り固まり、その周辺にある神経や血管を圧迫することがあります。その結果、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経に影響を与える可能性も考えられます。
このように、目の疲れと肩こりは相互に影響しあう関係です。目の疲れを放置すると、肩こりだけでなく自律神経にも健康障がいを引き起こす可能性があります。そうならないためにも、眼鏡やコンタクトレンズが今の自分の視力に合っているか、まずは眼科さんで診察していただくのも良いかもしれません。また、程よい目の休息やストレッチも効果的です。目の疲れと肩こりから解放されるためにも、日頃からケアを心がけましょう。
まずは 足もとから整える
肩こりの原因については 先日のブログでもお伝えさせていただきましたが、私たちの大切な身体を支えてくれている「足」「足首」を整えることも重要です。
身体の土台がズレることによって身体全体にも歪みが生じ、呼吸が浅くなったり血液の流れが悪くなったり代謝低下や自律神経の乱れ、姿勢や内臓にも影響を与えかねません。
まずは「足」から整えて 健康な毎日を送りませんか?
当院では、ご来院いただいた際に必ず「足首の歪み」を診ます。また 歩き方や履いていらっしゃる靴も診ます。
健康のこと、足のこと、どうぞお気軽にご相談ください。
南青山『足から治療院』クレアーレ
セラピスト 福島 勝彦