野生のシカも過食な時代

奈良公園のシカの話がニュースになっていました。

『国の天然記念物に指定されている「奈良公園のシカ」が、
新型コロナウイルスの感染拡大で観光客が減少したことによって、
エサを与えられる機会が減り、“野生”の状態に近づいていることが、
北海道大学などの調査で分かった』というものです。

そのニュースによると
シカの行動を調査したところ、
観光客の減少によって「エサ」を与えられる機会が減り
奈良公園の中心部に滞在する時間が減る一方、
周辺の山などで自然の植物を探す「自然採食」の時間が増えたため
“野生”の状態、つまり本来の姿に近づいているとみられています。

本来、野生のシカは日の出前後に森林部から草原部に出て採食し、
そして日没前後には逆に採食しながら森林内に戻って夜を過ごす習性を持っており、
奈良公園でも、かつては朝夕に大規模なシカ集団のこのような移動がみられていましたが、
近年はその規模が縮小し、夜間も草地等のオープンな場所に留まる個体が増えていたといいます。
人間との共生によってシカの習慣も変わっていたのです。

人間が シカにとってよかれと思ってエサを与えても、
実際にはシカから野生動物として不可欠な休息や反すう、自然採食の時間を奪い、
代わりにストレスを与えていたのではないか?といった指摘もされているようです。

野生と思いきや観光客に餌付けされている奈良公園のシカは
「過食」によって本来の姿から離れていたと言えるでしょう。

新型コロナウイルスの影響で食事の機会が減少し
野生の状態に戻りつつあるという奈良公園のシカ。

一方、私たち人間はどうでしょうか?


私たち人間も「過食」が健康状態を悪くしている?!


野生の動物が「太っている」ということはありません。

奈良公園のシカたちは 食事の機会が減少することによって
本来の食習慣に戻ってきたと言われています。
草をしっかり食べて反すうすることができるようになって、
栄養状態がよくなることが見込まれるとのこと。

人間も「食べ物をよく噛んで食べる」と 栄養の吸収がよくなります。
本来は 少量の食事であっても 効率よく栄養を吸収できるのです。

食べ過ぎの原因は「食べ方の習慣」によるところが大きいと考えられます。
習慣であれば意識的に変えていくことは可能でしょう。

食べ過ぎは肥満の元であるのみならず 消化器に負担をかけ
お身体が本来持っている働きの妨げになっているということを知っていれば
お食事のたびに思い出して 手を止めるきっかけになります。

普段の食事で ひと口何回噛んでいるかを数えたことはありますか?
意外と少ない回数に驚くかもしれません。

食べ物を消化するということは 実はお身体にとって
とてもエネルギーを使うことなのですが
口の中で食べ物がなくなるくらいまで よく噛むと
唾液をはじめとする消化酵素が十分に働くので
食べたものをお身体に吸収しやすくなります。

具体的には「ひと口 30回位噛む」

消化を助ける一つの方法として
これを実践すると よく噛んで味わうことにもなりますし
自然にお身体の機能を働かせる食習慣に変えることができるでしょう。

ダイエットを成功させるには お身体本来の機能を妨げない食習慣
正しい立ち方、歩き方によって お身体の機能を引き出すことも必要です。

あわせて実践することで お身体の機能を最大限にひき上げていくことが期待できるのです。

 

南青山『足から治療院』Creareクレアーレ
25kgのダイエットを叶えた
ダイエットマスター/フットマスター

後藤寿美子

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