お腹の調子はどうですか?
いいですよ、ぜんぜん便秘しないんです。
むしろ緩いくらいで…
ちょっと待って。
便秘しない=出ていれば大丈夫?
本来なら、ある程度硬さがあって
形あるのが便の良い状態です。
大腸に便が滞留する時間が長ければ、
水分が吸収されてコロコロ便秘に。
大腸の働きが悪く、水分を吸収しないまま
素通りしてしまうと下痢になります。
便は食べたものから栄養を吸収した
残りカスと思われますが、
実は、水分を除けばおよそ8割が
腸内細菌と剥がれた腸粘膜です。
善玉菌は食べかすの食物繊維をエサに増えますが、
悪玉菌は滞留している便をエサに増えます。
滞留させることなく便を排出していれば
腸内環境も良くなります。
手のひらでおへその下を触って、
ひんやり感じたら要注意。
冷えて動きが悪い大腸では
・腸内で悪玉菌の割合が多くなる
・排出する蠕動運動が十分に行われない
・骨盤内の温度が下がる
気持ちいいお通じには、
大腸の温度を上げることが大切です。
大腸の温度を上げ、十分に動かして、
不要なものを体外へ気持ちよく排出!
ウォーキングする事で
全身の血液循環が良くなるのはもちろんですが、
腸の温度を上げることも期待できます。
腸の後ろには腰の筋肉が通っています。
正しく歩く事で、腰の筋肉が活発に動くので
大腸の血行もよくなります。
動きの良い大腸は、便を滞留させることなく
善玉菌の多い腸内環境を作りましょう。
南青山『足から治療院』Creareクレアーレ
フットマスター/ダイエットマスター
後藤寿美子