私たちの身体を支える骨。
骨の細胞も身体の細胞と同じで、
日々生まれ変わっています。
丈夫でしなやかな骨を保つために、
少しずつ壊され、新たに作ることを
日々繰り返しています。
これを骨代謝といいます。
この骨代謝のバランスが崩れて、
壊す>作るになることで、
骨密度が低下し、骨がスカスカになる
骨粗鬆症になると考えられています。
特に、閉経後の女性は
ホルモンバランスの変化から、
骨粗鬆症になることが多いですが、
女性の1/3くらいの割合で
男性にも骨粗鬆症がいらっしゃるそうです。
骨密度が減少する原因は、
ホルモンバランスの乱れの他に、
酸化ストレス、血糖値異常、
ビタミンD・ビタミンK不足などが、
影響すると考えられています。
骨密度の低下を防ぐには?
・ホルモンバランスの乱れを整える
・酸化ストレスに対する「抗酸化対策」
・血糖値異常の習慣化によって起きる
「糖化を抑える」
・栄養バランスの取れた食生活
この様なことが対策として考えられます。
骨粗鬆症になって、何が危険かといえば、
骨折のリスクが高くなることです。
運動不足や寝たきりにより、
骨への負荷が不足すると
さらに骨量は減少します。
骨密度の低下を防ぐだけでなく、
丈夫な骨にしたいですよね。
骨密度を上げるには?
骨に刺激を与えることで
新しい骨をつくる作用が働きます。
『歩く』と踵から刺激が入り
骨を作るスイッチが入ります。
ひとくちに『歩く』と言っても、
むやみにたくさん歩いて、
膝や腰に故障を生んだり、
気持ちだけが先走り、
つまづいてしまっては
元も子もありません。
いくつになっても元気に歩くために
身体に無理なく、代謝も上がる歩き方。
新保式ボールウォーキングを実践すれば、
正しい歩き方、足の使い方が身につきます。
「歩いて骨を強くすること」と
「転倒を防ぐ身体の使い方」が
一緒に手に入るのです。
南青山『足から治療院』Creareクレアーレ
フットマスター/ダイエットマスター
後藤寿美子